伝統的なヨーガを科学的な研究をもとに
応用したオーダーメイドのヨーガ
ヨーガ療法は伝統的なヨーガを科学的な研究をもとに、一般の人や疾患を持つ人でも安全にできるよう改良して作られました。
身体機能の回復を向上させる方法としても効果のある健康法です。
生活習慣の改善や病気の予防、人の関係の改善など、日常生活にも応用ができます。最近では、ストレス性の疾患、生活習慣病、介護予防や心の病にも有効であるとする研究報告が増え、現代医療的の補助療法としての効果が期待できるとする研究も増えてきました。
「いまここ」のカラダや呼吸を感じ取ります
ストレスの軽減
ヨーガ療法は、「いまここ」に生じてくる身体や呼吸の感覚を感じ取りながら、体操や呼吸法を行います。次第に身体の緊張が緩み、休まる感覚が回復してきて、心に落ち着きが生じてきます。リラックス効果がありますので、不安や抑うつ、疲労感や痛みが軽減したり、睡眠の質が改善します。
日々の暮らしにヨーガを活かす
ヨーガ療法を繰り返し行うと、自分を意識する習慣が身についてきます。日常でも体の変化に対する感覚が高まりますので、不調に早く気付いて対処したり、悪化を予防したりと自分の健康を管理する力が身につきます。また、体が呼吸をはじめ、さらに深いところにある感情やし好に対する気づきも良くなり、客観的に自分を捉える力も身についていきます。自分の感情や思考にも振り回されにくくなりますので、ストレスの多い場面でも落ち着いて対処できたり、こだわりや偏った考え方に気づくことで、人付き合いが楽になるなど、暮らしが少しづつ健やかになっていくことでしょう。
カラダ・呼吸・ココロに働きかける4つの方法
その日の体調や気分に合わせて、4つの技法を組み合わせ、その人の持てる範囲で、その人のペースで行います。
柔軟性やポーズの完成度にこだわらず、心身の感覚を意識することを目的としていますので、ハンディキャップがあっても、何歳になっても行うことができます。
簡単な動きのものから、筋力を強化するアイソメトリック
(等尺)運動まで様々な技法があります。椅子に座って行うこともできますので、体力に自信のない方でも安心して行えます。
気分を活性化または沈静化する呼吸法など、目的に合わせた方法があります。自律神経のバランスが整い、感情のコントロールがしやすくなります。
意識的にカラダの緊張を緩めていく方法です。
心の落ち着きや頭がスッキリするなどの効果があります。
「いまここ」に集中する瞑想や日常生活を振り返る瞑想を行います。自分への理解が深まり、集中力も高まります。
カラダや呼吸を意識すると、脳の深部領域が活性化して
自律神経が安定したり、ストレスホルモンが減少することが、最近の研究でわかってきました。